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川口市内放射線量測定・行政の対応・除染

①測定して除染基準の0.23uSv/h(地上5㎝)をこえた時・・・・・・。

A・公園や公道などの公共施設の場合
→危機管理室・防災課へ電話かメールにて連絡→
担当者が再測定して基準をこえた場合→除染実施(除去した土壌等の取り扱いについては市ホームページに詳細が記載されています)

B・私有地の場合(細い路地などは道路でも私有地のことがありますので要確認)
危機管理室・防災課へ電話かメールにて連絡→私有地の場合はその都度対処が異なるので電話で対応を相談→除染マニュアルにそった除染方法を担当者が指導→所有者が除染作業(汚染土等は所有者が一時保管)


②放射線量測定についての私たちの考え方


川口市危機管理室・防災課で子ども達が頻繁に利用する場所を中心に巡回測定をしていただいているようです。
それでも、限られた人数での作業ということもあり、
完璧にはナカナカいかないのが現状のようです。
ですので、私たち大人が川口市内の放射能で汚染された場所を最小限にするため、積極的に測定していただきたいと思っています。

川口市では現在、10台の測定器を貸し出しています。
鳩ヶ谷庁舎4階・防災課で借りる事が出来ますので、
お持ちでない方は利用していただければと思います。

放射性物質は目で確認する事ができません。
ですので、「目で見えない」という事からも測定器での数値確認がとても大切になってきます。
測定器による線量の数値化が、汚染状況を知る
唯一の手段なのです。


③どういった場所を測定すればよいのか?

子ども達がよく遊ぶ場所や学校の通学路です。(子ども達がその場所に近寄れる場所かどうか?を基準にして検討していただき、全くその可能性が無い場合は測定対象から外す方が現実的だと思います。)

測定ポイント(高かろう場所)は、
雨水が集約しやすい場所で雨上がりに最後まで水が溜まっているようなところ。

皆さんご存じの通り、
雨樋の水落ち部は放射線量が高いものと考えて測られた方がよいと思います。
特にその雨樋の屋根が大きいほど高線量傾向になります。

通学路については、
道路際の側溝蓋上に土などの吹きだまりのある場所。
公園は、雨水の流れる方向を見定めて最後に行き着くところ(
雨水枡や側溝に流れ込んでる場合はその周辺)。
そして、
遊具の雨落ち跡がある場所やトイレ等の屋根の雨落ち部分が高い傾向です。

以上が私達が今まで測定してきた経験上でお話しできる事です。
ご参考にしていただけたらと思います。


◎最後に、私の反省も含め、先日ある公園を測定したときに起こった事案を書かさせて頂きたいと思います。
ある日の事、測定中に子連れのお母さん方に「測定してるんですか、
どうですか?」と聞かれ、「○○の木枝が少し小山になっているところが川口市の基準値より若干高めですが、全体的には心配ないと思います。防災課に連絡しておきます。」とお答えしました。(この事は数日後、防災課の方から聞いた話であることと、伝聞なのでどこまでが正しいのかはわかりませんが・・・・・・。)
このお母さん方だったのかどうかは分かりませんが、
あるお母さんからその地区の町会長に放射線量の高い場所があるとの電話が入り、そして町会長から川口市防災課に連絡。
日曜日にもかかわらず防災課の担
当の方が現場まで行き対応したようです。
防災課担当の方の話では結構な大事になったとの事でした。

私は、いつもと同じようにお話ししたことが、
放射能に対する認識の違いから、こちらが思っている以上の印象を与える可能性を考慮し説明する必要があると思いました。

先日、この件について防災課の担当者と電話で話し合いました。
その
結果、これだという答えは得られませんでしたが、現場ではその都度、その時々で最大限丁寧に接することが大切であるという事を共通認識として確認しました。(曖昧な表現ですみません)

これからも、
行政の方々とできる限り意見交換しながら協力していきたいと思います。


◎測定にあたっての注意事項を下記して終わりたいと思います。
(ここに書く内容は、私が今まで測定してきた経験上で気付いた事を中心に記載していますので、ご理解頂いたうえでお読み下さい)

測定すること=被曝する可能性が高くなるという認識で、その日の体調を考慮して行ってください。
高線量の所では長時間の滞在をしないよう注意し、測定器だけを残して1mくらい離れ数値を確認するときだけ近付くような工夫をしたほうが良いと思います。
また、特に風の強い日などは、
自己防御することが大切です。マスクをしたり作業終了後は手洗いやうがいを忘れないようにしてください。

みんなで協力して、子ども達が安心してどこででも遊べるよう「ササッと」キレイにしちゃいましょう!!
子供たちが安心して過ごせる街にするために・・・♪



◎除染の一例


◎測定⇒連絡⇒行政による除染作業の報告
上に添付した写真も含め、ここに記載した測定・除染報告は、過日私達が個人的に測定して除染基準値をこえた場所を
川口市防災課に報告し除染作業に至ったケースだけをあげています。


※2012年4月17日除染終了
・栄町サン緑地 南側側溝付近、東側ベンチ付近、北側植樹帯内
・コミュニティプラザ マンホール付近  2012年4月20日除染終了
・並木元町公園 芝生広場南側角  2012年4月25日
・並木元町公園 北側植樹枡
・並木元町中公園 ブランコ柵手前角

※2012年5月18日除染終了
・青木町公園 旧児童文化センター脇植え込み(機関車脇)
・青木町公園 旧児童文化センター前水場付近
・青木町公園 テニスコート観客席裏の雨樋下
・中青木公園 公園脇道路

※2012年5月23日除染終了
・領家第4公園 南側出入口付近植樹帯内
・領家第6公園 北側出入口付近植樹帯内、西側出入口付近
・中青木公園 テニスコート南西側植樹帯内 

2012年6月15日除染終了
・榛松第2公園 
東南側出入口付近
・新郷
公園 テニスコート裏側付近

※2012年9月13日除染終了
・朝日東第1公園 カラー平板敷付近
・倉庫雨樋下


※2012年12月14日除染終了
・二軒在家公園 西側スロープ下、滑り台下
・二軒在家ポンプ上 雨樋下

◎川口市役所 電話:048-258-1110(代表)
◎川口市/公園における放射線測定結果のページは
こちらをクリック

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